弊社では年に1回、社内の全資産を対象とした棚卸し(現物確認)を行っています。
もちろん物品管理・棚卸しには弊社が提供しているサービス「Convi.BASE(コンビベース)」を使用しています。
今回の記事では、このコンビベースを活用した棚卸しの様子をご紹介します。棚卸しをスムーズにしてくれるコンビベースの便利な機能もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
物品管理のルール
まずは弊社がどのようなルールで物品管理をしているのかを少しご紹介したいと思います。
ネットレックスでは、
- 新規物品はコンビベース(管理台帳)に登録
- 「コンビベース」から管理ラベルを発行・貼付
- 共有の物品を使う場合には貸出し・返却処理を行う
- 全資産の棚卸しは年に1回実施
などのルールを設け、物品管理を行っています。
社員のほとんどが社用スマホを貸与されているため、棚卸しや貸出し・返却処理を行う際にはコンビベースアプリを活用しています。
まずは1周目の棚卸し
棚卸しは大きく分けて「準備」「現物確認」「集計」の3つのステップに分けることができます。さらに「現物確認」作業は、対象エリアの物品をどんどん読み取る「1周目」と、1周目に見つからなかった物品(不明品)を探す「2周目以降」の作業に分けることができます。
写真は営業部の棚卸しの様子です。今回は営業各自が所持しているパソコン、スマートフォン、営業・デモ時に利用するハンディリーダーなどを棚卸ししていきます。
ハンディリーダーやACアダプタ類は1つのキャビネットにまとめて収納されているため、一旦すべての物品をキャビネットから出し、会議室の机に並べていきます。
コンビベースアプリを使って管理ラベル(1次元バーコードやQRコード)を読み取っていきます。机の上にある物品すべてを読み取ったら1周目の棚卸しが終了です。
ここでコンビベース上で「棚卸し未実施一覧」を確認すると、1周目の棚卸し開始時点で230件ほどあった棚卸し対象が75件になっていました。
未実施物品一覧をチェックしながら2周目の棚卸しへ
2周目の棚卸しは、残りの75件の未実施物品(不明品)を探す作業になります。
この作業を効率化するポイントは「履歴情報を活用する」ことです。
コンビベースでは棚卸しを行った時、自動的に「最終棚卸しデータ読み取り日」「最終棚卸しデータ読取者」の履歴が残ります。また物品情報が更新された場合にも、変更点の履歴が記録されます。
2周目の不明品を探すステップでは、これらの履歴情報を手掛かりに物品を探していきます。貸出し履歴や前回の棚卸しデータを手掛かりにすることで、効率よく物品を探すことができます。
「コンビベース」のような専用の物品管理システムを使っていない場合でも、既存の台帳に「最終棚卸し実施日」「棚卸し実施者」などの管理項目を設けデータを残していくことで、次回棚卸し時の手がかりとして活用することができます。
(無料でダウンロードできます)。
ぜひ皆様の物品管理にお役立てください。
2周目以降の棚卸し作業でも見つからない物品(不明品)は、
- すでに廃棄されている(台帳反映漏れ)
- 外出中の社員が持ち出している
- 社外(取引先・協力会社等)に貸出していて社内に無い
などの可能性があります。
これら不明品については社内で情報共有を行いながら、
- すでに廃棄されている
➡台帳に反映させる - 外出中の社員が持ち出している
➡外出先で管理ラベルを読み取ってもらう - 社外(取引先・協力会社等)に貸出している
➡保管証明書を発行してもらう
➡管理ラベルが読み取れるような物品の写真を送ってもらい、棚卸しを実施する
など、物品の状況や社内ルールに沿って処理を進めていきます。
棚卸し結果を反映して棚卸し終了!
全ての物品の読み取り(現物確認)が終わったら、棚卸し結果を台帳に反映させます。
台帳への反映も、「コンビベース」の画面からボタンひとつで完了するため、管理者の負担を減らすことができます。
今回の棚卸しでは、初めて棚卸しを行う新入社員がいましたが、特に戸惑うことなく作業が出来たようです。
◆◆ さて、いかがでしたでしょうか。
バーコードなどの自動認識の技術を取り入れることで、新入社員を含め誰がやっても効率よく、正確に物品管理を行うことができます。
弊社ではスマホアプリを使って棚卸しを行っていますが、「コンビベース」はその他にも様々な読み取り機器に対応しています。下記の記事では、最適な読み取り機器が分かるチェックリストが載っています。皆さまの希望する物品管理はどの機器で実現できるのか、ぜひチェックしてみてください。
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