棚卸しは年に何回実施している?
固定資産の棚卸しについて聞いてみました。皆さんは年に何回棚卸しを行っているでしょうか?
Q)固定資産の棚卸しを年に何回実施しているかお答えください。
年に2回棚卸しを実施しているとの回答が約4割、年に1回が約3割という結果でした。
わずかではありますが年に5回以上棚卸しを実施しているとの回答もありました。かなり厳密な管理をしている企業もあることがわかります。
一方で棚卸しを実施していないとの回答も約1割半程度あり、固定資産に関して会社ごとに考え方や取り組みの姿勢が異なることがわかりました。
誰が棚卸しを実施していますか?
それではこの棚卸しは誰が実施しているのでしょうか。
Q)固定資産の棚卸し(現物確認)は誰が行っているかお答えください。
約半数が「実際に使用している部門ごとに棚卸しを行っている」という結果でした。
この結果から、物品を使用している現場の方々の協力を得なければ、正確な棚卸しは実現しないと言えそうです。現場からの協力を得るためにも、「わかりやすい棚卸し」や「業務の合間でもできる棚卸し」を検討していく必要がありますね。
どのように棚卸しを行っている?
どのような方法で棚卸し(現物確認)を行っているのか聞いてみました。
Q)固定資産の棚卸し(現物確認)方法についてお答えください。(複数回答)
「目視確認で棚卸し/Excelなどの台帳に入力」が最も多く約6割半という結果でした。
物品を探しに行く作業、台帳に結果を反映させる作業、どちらも非常に手間がかかり転記ミスなども発生しやすくなります。棚卸しを実施されている方は非常にご苦労されているのではないかと思います。一方でバーコードやICタグなどの自動認識技術を活用して棚卸しを効率化している方もいらっしゃいました。
◆◆ さて、いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したアンケート結果は「固定資産物品の管理に関するアンケート」のごく一部です。アンケート調査のレポートは下記リンクよりダウンロード可能です。
このアンケート調査が皆様の「モノの管理のヒント」になれば幸いです。
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