ネットレックスは2000年の設立以来、「モノの管理の専門集団」として多くのお客様の「モノの管理」を支援してきました。
『物品管理の方法を見直したいけれど、何から変えたらいいのか
わからない』
『他の会社はどうやって管理している?』
このような声を受け、私たちは一般企業にお勤めの方を対象に「固定資産物品の管理に関するアンケート調査」を昨年に引き続き実施しました。
2015年度の記事はこちら : 固定資産物品の管理の実態は?アンケート実施しました
他社での管理の実態を知り、皆さまの管理方法と照らし合わせてみてください。業務改善のヒントが見つかるかもしれません。
- 2016年度「固定資産物品の管理に関するアンケート調査」
- 調査:株式会社ネットレックス
- 調査期間:2016年6月7日~12日
- 調査人数:224名(総務部門に勤務)
- 調査方式:Webアンケート
管理の概要について聞いてみました
Q) 固定資産物品の管理について、当てはまることをお答えください。(複数回答)
約7割で、固定資産物品管理の運用規定やルールがあるとの回答が得られました。また約7割が管理台帳を使って物品情報を管理し、約6割が現物に管理ラベルを貼って管理していることがわかります。
また一方で「遊休品を把握している」と回答したのは約2割半という結果でした。物品管理ラベルを貼付したり棚卸しを実施していても遊休品の把握までは出来ていない実態が明らかになりました。
管理に使っている台帳について聞きました
Q)固定資産物品の管理台帳として主に使用しているツールをお答えください。(複数回答)
半数近くがExcelを管理台帳として使用しているという結果でした。物品管理専用のパッケージシステムを利用しているのは1割にも満たず、専用システムはまだまだ普及していないということがわかりました。
管理台帳に関しての課題を聞きました
Q) 固定資産物品の「管理台帳」に関して、課題と感じていることをお答えください。(複数回答)
管理台帳についての課題をお聞きしたところ、7割以上が何らかの課題を感じていることがわかりました。中でも「台帳と現物の差異」については多くの方が感じている課題であるということが見えてきます。
物品管理において台帳と現物との差異を生じさせないためには「管理ラベルの貼付」「現物台帳の整備」「定期的な棚卸し」が必要です。
それでは、他の会社では棚卸しはどのように実施しているのでしょうか。棚卸しの実態を見ていきましょう。